ダヤン、クラヤミの国へ

池田あきこ

ほるぷ出版

 

ネタバレ有り。

 

 どちらかというと、読んだことある方と、「ここ良かった❤️」を共有したい読書感想文です。

 私もそこ好き〜!という方は、コメントくださいませ。

 

新・長編シリーズ

 

 長編シリーズが終わる前に新・長編シリーズに手を出してしまったので、ネタバレがくるのですが、気にしない気にしない、読もう読もう。

 

 長編シリーズ第3弾のときのジタンがどうなったか、すごく気になってたのだけど、おはなしの回収がきて一安心した〜!!

 やっぱりね。最初に会ったジタンにダヤンもずっと会いたかったよね!!

 

 キマイラとバニラの関係が映画のレディーホークや、美女と野獣みたいだな、と。オペラ座の怪人はうまくいかなかったケースかな……どうなるんだろうと思いつつ、どうならなくてもいいなあと思いつつ。複雑だなあ。

 

 なんにしてもダヤンとジタンが収まるところに収まってよかった。ダヤンは嬉しいときやなにかこう、ややこしいときに泣くんだね……うん。

 

 味わいぶかいです。

 

 ドワーフの国が出てきたところで、ふとこの後読んだラインの黄金を思い出したり。ダイビング仲間と行った洞窟探検を思い出したり、子供のころに行った、どこかの鉱山を思い出したりしました。穴の中は、綺麗だけどちょっぴり、怖い。私は太陽の下が、いちばん好きだな。